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愛楽故郷味(第17回)

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印刷ページ表示 更新日:2023年12月28日

子ども達の笑い声があふれ 大人がやりがいを実感する村に

 私の元旦は、毎年「修正会」(しゅしょうえ)から始まります。

 一年のご恩とご縁に感謝し、心新たに聴聞(ちょうもん)につとめる中で「愛楽故郷味」の新年を誓う時です。

 12月は多くの皆さまから活動報告を受けました。皆さまのふるさとを想う気持ちが結実して、大きな躍動を生んだ一年となったことを実感しました。お一人おひとりが「飯舘村『で』楽しむこと」、「飯舘村『を』楽しむこと」が、まさに形となってきています。私自身、村内外の多くの方々の笑顔に触れる機会をいただき、とてもワクワクした一年を過ごすことが出来ましたこと、心から感謝申し上げます。

 本年は、「なりわい」の推進にさらに力を入れて参ります。

 「なりわい」は「生業」とも書きます。調べてみると「生計を立てるための仕事、家業、職業」と解説されることが多いようです。でも私は「生きがい、やりがいを実感する業(わざ)」という意味で使っています。子育てのため、家族団らんのため、自分がやりたいことのためなど、様々な「~のため」の「なりわい」があると思っています。

 そんな様々な「なりわい」づくりに、村民の皆さまとともに村全体で取り組んでいきたいと思います。

 なお今、村は特に「働く場づくり」を強力に、また急速に進めています。これは、子ども達の笑い声にあふれ、やりがいを実感する大人達が賑わい、生きがいを見つけ楽しむ方々が集う村になるための第一歩だからです。

 行政的に言えば、企業誘致や起業支援、産業振興、産業創生という言葉になりますが、将来にわたって飯舘村が飯舘村であり続けるために、今必要なことを、時を逃がさず、しっかりと努めていくことが必要ですので、どうぞより一層のご理解、ご協力を賜れれば幸いと存じます。

 「年男」の今年です。「辰」の如く、村が力強く隆盛する一年となるよう、精進致します。

 皆さまにとりましても、ワクワクに満ちた楽しく豊かな一年でありますよう、お念じ申し上げます。


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