「飯舘村の子どもの将来を考える会」要望書提出のようす

平成28年1月7日(木)午前8時~

飯舘村役場飯野出張所3階会議室

 

 村立学校に通う児童・生徒の保護者有志による「飯舘村の子どもの将来を考える会」の代表4人が飯野出張所を訪れ、村と村教育委員会に対して要望書を、村議会には請願書と727人分の署名を提出しました。

 村に対する要望書は、髙橋憲司さんから菅野村長に手渡されました。また星貴弘さんが趣旨を説明し、村内の状況や、村内再開に伴い変化する教育環境への不安などを理由に、幼稚園・小中学校の再開時期は平成32年4月1日以降にと要望しました。

 説明を受けて菅野村長は、要望書が掲げた課題の重要性に理解を示しました。また、「学校等再開検討委員会」への諮問が平成29年4月の再開を前提としていることに触れ、「時期を遅らせることでより条件が厳しくなり、対応も難しくなる。後になる程いい状況が生まれると、もしお考えであれば、今一度考えをめぐらせていただきたい」と話しました。さらに、通学方法や教育環境整備について具体的な検討を進めていることも示し、「村に学校を開くことができなくなれば、将来にわたって若い人が住めなくなり移住する人も少なくなる。それは致命的なことです。たとえ少人数となっても、皆さんと村らしいやり方を模索して、素晴らしい教育ができると考えます」と村の立場を説明。その上で、「村としては一人でも多くの子どもさんに通っていただき、復興の一翼を担ってもらいたいが、それぞれに家庭の事情がある。家族でよく話し合っていただきたい」と言葉を結びました。

 村と村教育委員会は、提出された要望書の内容について検討し、今後もさまざまな形で話し合いを継続すると表明しました。

 

要望の趣旨を聞く菅野村長(左から2人目)・門馬副村長(左端)・八巻教育長(左から3人目)