総合計画

1．ごあいさつ

　飯舘村では、令和3年度から令和7年度を計画年度とする第6次総合振興計画（前期計画）を令和2年9月に策定しました。
　前期計画では、計画期間の中間年度である令和5年度において見直しを行うとされており、この度、後期計画として再構成したところです。

　後期計画では、前期計画において村民の皆様や策定委員の方々の議論・協議によって紡ぎ出された4つの基本方針を引き継ぎながら、新たに「人口増加策」の視点を加え、村で働く「なりわい人口」や村の「住基人口」について、中期的な目標を掲げています。
　現在、本村は様々な復興財源を活用していますが、4つの基本方針を実現するためには、自主財源の確保が必要不可欠です。後期計画期間は、復興のその先の将来像を見据えつつ、「村民の今を支える」取組みと「村の将来への布石」となる取組みをもって、「自立」に向けた歩みを確実に進めていかなければなりません。そのためには、「どのような考え方で村づくりを進めるのか」から一歩踏み出し、村民と行政が「何をめざして、何を行うのか」目標を明確にし、共有することが大切です。
　これまでも行政区を中心に村民のみなさんと行政とがともに村づくりに取り組んできましたが、今後はより一層、村民一人ひとりの参画、ともに工夫しともに行動することが不可欠です。

　本後期計画は、策定委員会での協議、振興計画審議会、そして議会にそれぞれお諮りしながら、パブリックコメントや、住民懇談会など、村民のみなさんや有識者の方々のご意見を踏まえ、完成に至りました。
　ぜひこの第6次総合振興計画後期計画をご覧いただき、ふるさとの将来像を語り合いましょう。
　そして自らも「ふるさとの担い手」として、ふるさとを磨き上げていく主役に、またプレイヤーになっていただくきっかけとしてご活用いただければ、大変ありがたく存じます。
　この計画の見直しにあたりまして、さまざまな機会を通して、貴重なご意見をお寄せくださいました策定委員会をはじめとした村民の皆さま、ご指導・ご助言を賜りました振興計画審議会の皆さま、そしてご協力を賜りました多くの皆さまに心から感謝を申し上げます。

 

2．第6次総合振興計画　後期計画の策定について

　飯舘村第6次総合振興計画は、震災からの復興事業が継続する中、並行して新たな村づくりを進めるために策定されました。めまぐるしく変化する社会情勢に対応するため計画期間を5年間とし、中間年度に見直しを行うことも計画に明記しました。このため令和5年度は、この計画の中間見直しを実施し、「後期計画」を策定しました。
　策定した計画本体及び概要版について、以下のとおり公表いたします。